個人ポリシー 
こんな「まちづくり活動」もやっています。

NPO法人 別府 八湯トラスト
NPO法人 ハットウ オンパク
別府八湯「語り部の会」ボランティアガイド
別府八湯ウオーキングガイド
別府湾地球学校
別府B級グルメ
別府商工会議所 青年部
Be Beppu Jazz inn実行委員会

 

別府市は昭和25年、当時の市長 脇鉄一氏が「別府国際観光温泉文化都市」建設法を制定して現在に至ります。

別府のテーマは「風光明媚な自然景観」と「温泉」。とりわけその「温泉の力」は世界一を誇ります。一日13万トンの湧出量は、生まれたての赤ちゃんから老人まで、すべての別府市民に一日ドラム缶5本分の配給が可能です。泉質は世界で11種類確認されているうちの10種類を有し、活用次第では病気知らずの長寿の町ともなりうるのです。更に恵まれた自然環境が加味され、まさに「神からの恩恵を受けた町」と呼べるでしょう。

私は「別府八湯トラスト」の理事として、別府の町づくりに精進してきました。「トラスト」とは、募金活動などで資金を調達して、自然や歴史的建造物(古い町並み)を自らが買い取り景観を保全する運動のことです。

また「語り部の会」ボランティアガイドとして、観光客から地元市民に至るまで、県内外の方々に別府の魅力を伝えつづけてきました。過去4年間、600回のウォーキングを通じて、5000人以上の様々な地方の方々との交流やアンケート調査によるデータをもとに、今後の別府に必要なものを模索し続けています。

人々は何を求めて別府を訪れるのでしょうか?
彼らは物欲を満たすために別府に来るのではなく、自己の精神と肉体の癒しを目的に、かたちのないものを求めて別府へと赴くのです。この現象は近年とても顕著であり、そのことは以下の声に集約されています。

「古い建物と新しい建物が混住している」「混沌とした町が面白い」 「情緒あふれる古い路地裏が楽しい」「温泉の香りや風情があり和める」「意外なところにこんなに温泉館があるのに感激だ」「人が温泉のように暖かく親切だ」等。そのようなお客様の気持ちを励みに、人の心に安らぎをもたらす別府を再構築できればと考えています。

以前より漠然と、どうにかしてこの「別府」のお役に立つ術はないかと思いながら、その間にも良き別府の面影は失われてゆきました。戦前から残る歴史的建造物、路地裏、町並み、そして自然…。次の世代に財産として残すべきものは、ただ傍観しているだけでは時代の流れの中で次々と消えさってしまうばかりです。確かに行政や民間企業などの力は圧倒的ですが、そのことに屈してしまっては、状況は後退の一途を辿るばかりです。地道な活動を続けることによって、たとえわずかでもまちづくりが前進すればと、焦ることなく長い目で未来を見つめ、描いています。

そんな想いが次第に地域の人々に汲んでもらえるのでしょうか。地元の方々との結びつきも深まり、少しずつ明るい兆しが感じられるようになりました。これら一連の活動は単に別府だけを対象とするものではありません。このような行為によって、市民や国民、延いては世界中の人々が、自分の町を誇りに思い、愛するようになれば…。環境問題や教育問題等、資源的諸問題等の改善に微力でも貢献し、世の中の歯車が良い方向へ回っていくのではないかと考えています。

いつの日か人々の郷土愛が、町を生かす糧となるようにとの願いをこめて。どうぞあなたの暮らす場所を、もう一度見つめなおしてください。